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どれを選ぶ?小規模事業者のためのPOSレジ導入ガイド【後半】

  • 執筆者の写真: 智史 長谷川
    智史 長谷川
  • 7月5日
  • 読了時間: 3分

「POSレジが便利なのはわかったけど、実際どれを選べばいいの?」

という声は非常に多く聞かれます。


後半では、主要なPOSレジの比較、導入ステップ、補助金の活用法など、すぐに行動に移せる実践的な情報をお届けします。


記事の要約


  • おすすめPOSレジを特徴・料金・向いている業種で比較

  • 導入のステップは「要件定義→比較→試用→導入」

  • 補助金を活用すれば費用を大幅に削減できる



小規模事業者に人気のPOSレジ5選【比較表】

製品名

強み

弱み

月額費用目安

Square POS

初期・月額無料、導入が簡単、決済多様

一部サポートが弱め、プリンター別途必要

0円~

Airレジ

完全無料、サポート充実、初心者向け

Android非対応、多店舗管理に不向き

0円

スマレジ

高機能、拡張性・多店舗対応、API豊富

高度な機能は有料、サポートに課題の声

0円~5,500円

ユビレジ

顧客分析・予約連携に強い、老舗

無料プランは機能制限、決済機能は外部連携

0円~6,900円

POS+retail

小売特化、在庫・売上分析に強い

月額が高め、小規模店にはオーバースペック

15,400円~


自店舗に合ったPOSレジを選ぶ3つの視点


① 業種・規模との相性を見る

  • 飲食・美容業:Airレジ、ユビレジ

  • 小売:POS+retail、スマレジ

  • イベント・移動販売:Square POS、モバイル型POS


② コスト重視か?機能重視か?

  • 初期費用を抑えたい → Airレジ、Square POS

  • 売上分析や多店舗管理もしたい → スマレジ、POS+retail


③ 将来の拡張性も視野に入れる

  • 会計ソフト連携、EC・顧客管理との統合などが可能な製品を選ぶことで、後々の手間を減らせます。



POSレジ導入のステップ【実践編】


ステップ① 必要な機能を明確にする

  • 売上・在庫・顧客管理

  • キャッシュレス決済の種類(クレカ、QR、電子マネー)

  • 外部連携(会計ソフト、ECサイト)


ステップ② 複数製品を比較・見積もり

  • 各社の公式サイトからトライアル・資料請求

  • 価格・サポート・対応機器を一覧で比較


ステップ③ 実機またはデモで操作確認

  • 無料デモや短期試用で、実際の使い勝手を確認

  • スタッフの反応やレジ操作の時間もチェック


ステップ④ 補助金・助成金の活用

  • IT導入補助金、小規模事業者持続化補助金、中小企業省力化投資補助金の対象製品を選ぶと、導入費用が大幅に削減可能です。



補助金・助成金情報(2025年版)

名称

補助率・内容

対象

IT導入補助金

最大4/5まで補助(小規模)

POS本体・ソフト・機器全般

小規模事業者持続化補助金

最大50万円(2/3補助)

POS導入費+販促も可

省力化投資補助金

最大1/2補助

セルフレジや自動釣銭機など

※詳細は各補助金の公募ページやITベンダーに確認を。



よくある質問(Q&A)


Q:POSレジを導入したら、すぐに使えるようになりますか?

A:多くの製品は初期設定が簡単で、マニュアルやサポートも充実しています。基本操作は1日で習得可能です。


Q:補助金の申請は難しいですか?

A:ベンダーが申請サポートしてくれる場合も多く、書類作成もテンプレート化されているので安心です。


Q:途中で別のPOSに変えるのは大変ですか?

A:データ移行や周辺機器の互換性などがあるため、導入前に「乗り換えやすさ」も確認しておきましょう。



まとめ


POSレジの導入は、小規模事業者にとって「売上UP」「業務効率化」「人件費削減」の鍵となります。

豊富な選択肢がある中で、自店舗の業種・規模・運用スタイルに合わせた最適な製品を選び、補助金を賢く活用することが成功のポイントです。



試してみよう!


  1. 自店舗の「やりたいこと(例:売上分析・キャッシュレス化)」をリストアップ

  2. 気になる製品を2〜3つピックアップし、資料請求 or 無料トライアルを実施

  3. 補助金を使えるか、地域の商工会やITベンダーに相談してみる

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