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日々の生活を大切にすることが、長期的な成長と成果への近道

  • 執筆者の写真: 智史 長谷川
    智史 長谷川
  • 2025年12月5日
  • 読了時間: 5分

仕事や勉強、スポーツで成果を出したいとき、つい「生活を犠牲にしてでも打ち込む」ことが正しい努力の形だと思ってしまうことがあります。

私自身も、かつては「寝る間も惜しんで頑張ることが成功するために必要なこと」と考えていた時期がありました。


しかし、長期的に見れば、その考え方はむしろ逆効果です。

最近あらためて、日々の生活を大切に生きることが、高いパフォーマンスの源になると感じています。


この記事では、私自身の経験や、最近読んで印象に残った言葉を引用しながら、

「日常の営みを整えることが、なぜ成果につながるのか」を私個人の視点でお伝えします。



【記事の要約】


  1. 生活を犠牲にした集中は短期的な成果は出ても、長期的な成長と安定にはつながらない。

  2. 良い仕事・良い結果は、日々の生活習慣と心身の土台があってこそ生まれる。

  3. 普段の暮らし(食事・睡眠・姿勢・家族時間・掃除など)を大切にすることが、自己実現につながる。



【生活を犠牲にして集中する働き方は長続きしない】


若い頃は、何かを成し遂げるためには「私生活を犠牲にして、全力で打ち込むことが正しい」と思っている時期がありました。


しかし、振り返ればその状態は一時的には成果が出ても、持続はしません。心も体も消耗し、次の挑戦に向かう余力がなくなるからです。


最近はむしろ、日々の生活の質こそがパフォーマンスの源泉だと実感します。



【高校野球の大橋監督の言葉】


高校時代、野球部の監督の口癖は

「私生活をしっかりしろ!私生活の向き合い方が試合に出るぞ」

でした。


生活を一つ一つ正しくする。

学生なので勉強というやるべきこともしっかりやる。

練習が大変だからという理由で授業中に寝ているようでは、試合でも大事な場面でだらしない態度がプレイに出てしまう。


当時は意味を正しく理解するというよりは、監督の言葉を素直に聞いて実践する、にとどまっていました。


・練習する時間より私生活の時間の方が長い。そのため、普段の生活態度が気づかないところで野球のプレイにも影響している。

・健康的な体と心があってはじめて、野球にも集中して打ち込める。


つまり、普段の生活と成果は切り離せないということです。



【ドラマ「とと姉ちゃん」花山さんの言葉】


朝ドラ「とと姉ちゃん」で、出版社をつくる時に花山さんが語った言葉があります。


「私は戦争中、男には毎日の暮らしなどよりももっと大事なものがあると思い込んできた。

…しかしそんなものはなかった。毎日の暮らしこそ、守るべきものだった。」


この言葉は、「夢」や「使命」を追いかけるほど、日々の生活がおろそかになりがちな私たちに重要な問いを投げかけます。

生活は軽視してよいものではなく、むしろ守るべき最も大切な基盤なのです。



【生活が思考力の源泉になる:外山滋比古『50代から始める知的生活』より】


外山滋比古さんは「思考は生きている人間の頭から生まれる」と語ります。


「知識のために生活を犠牲にしている学校教育は、人間の成長を妨げている」

「生活が貧弱な人は、思考も貧弱になる」


これは、知識偏重の現代社会への鋭い指摘です。

ビジネスでもクリエイティブでも、よいアイデアは“生活の中の経験”から生まれるのであり、机にしがみつくだけでは決して育ちません。



【心身のコンディションは生活習慣が決める:石川善樹『疲れない脳をつくる生活習慣』】


研究者・石川善樹さんは、以下の5つを生活の中心に置く重要性を述べています。


呼吸、瞑想、姿勢、睡眠、食事


特別なことではありません。

しかし、この“普通の習慣”こそが、長期的に最高のパフォーマンスを引き出す方法だと強調しています。


私たちは、成果を求める時ほど「特別な努力」を欲しがりますが、

実際には普通の生活が整っていることが、もっともよい成果に繋がるのです。



【普段の暮らしそのものが土台になる】


成果は、私生活と切り離して存在するものではありません。

むしろ、以下のような“ごく普通の営み”に支えられています。


・栄養のある食事をとる

・よく眠る

・家族と団らんする

・体を鍛える

・部屋を整える

・皿を洗う、掃除をする

・子どもの世話をする

・目を閉じて呼吸を整える

・良い姿勢を保つ


こうした積み重ねが、心と体を整え、長期的に大きな挑戦に向き合う力となります。


夢や目標は、生活という土台の上があって成し遂げることができる

これを忘れたとき、人は選択や判断を誤り、本当の成果から遠ざかってしまいます。 



【長期的な自己実現のために、生活を大切にする】


私自身、これからの人生では「日々の暮らしを大切にする」を実践していきたいと思っています。

日々の生活を犠牲にするのではなく、日々の生活を大切に生きて、実生活の中から色々なものを学び実践することが、長く活躍できる重要な要素だと考えているからです。


日々の生活にしっかり向き合い、丁寧に営むことで、

・集中力

・創造性

・柔軟性

・持続力

が自然と高まり、仕事や学業やスポーツでも結果を出しやすくなると信じています。



【まとめ】


私たちはつい、「頑張り=生活を犠牲にすること」と思い込んでしまいます。

しかし、長期的な目線で見れば、日々の生活を整えることこそが大切であり、成果の源泉です。


大きな挑戦をしたいときほど、

・食べる

・寝る

・整える

・家族と過ごす

といった普段の営みを大切にしましょう。


生活の質を上げることが、私たちの挑戦を支えていきます。



【試してみよう】


  1. 今日一つだけ「生活を良くする習慣」を追加してみる(早寝・散歩・姿勢の意識など)。

  2. 週に1度だけ「生活について考える時間」を30分確保する。

  3. 大きな目標を立てる前に「日々の生活は大切にできているか?」を自分に問いかける。


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