心の状態が身体をたった1日で変化させた経験
- 智史 長谷川

- 9月18日
- 読了時間: 2分
更新日:9月19日
世界トップの走りに魅了されて
東京2025世界陸上・女子1,500メートル決勝。
世界中のトップアスリートがしのぎを削る中、特に印象に残ったのはキピエゴン選手の走りでした。
ラスト1周、スピードを一段と上げ、しなやかで力強くトラックを駆け抜ける姿。
その集中力と迫力に、テレビ越しでも胸が高鳴りました。
翌日のランニングで起きた不思議な変化
翌日、私自身がロードランニングに出かけると、不思議な体験をしました。
体の状態は昨日と何も変わっていないはずなのに、走りが軽く、スピードも普段より速い。
頭の中に残っていたのは、昨日見たキピエゴンの走り。
理想的なフォームや力強さのイメージが、まるで自分の体をも変えてしまったようでした。
心が結果を動かす力
改めて考えると、これは「頭の中のイメージ」「心の持ち方」が大きな影響を与えた結果だと思います。
身体的には1日で急激に成長することはありません。
しかし、良いイメージを持ち、自分もできると信じたことで、自然とフォームやリズムが改善されたのではないでしょうか。
古くから伝わる「気持ちの力」
古くから「病は気から」「心の持ちよう」「臆病風に吹かれる」など、気持ちが結果に影響することを示す言葉が数多く存在します。
大舞台で活躍するアスリートたちは、このメンタルの力を深く理解し、自分をコントロールして成果につなげているはずです。
イメージがもたらす効果
スポーツ心理学でも「イメージトレーニング」の重要性はよく語られます。
実際に体を動かさなくても、理想的な動きを頭に描くだけで、脳はその動作を疑似体験し、実際のパフォーマンスに良い影響を与えるといいます。
私がキピエゴンの走りを脳裏に焼き付けて、いつもより速く走れたのも、まさにその効果でしょう。
日常や仕事への応用
ここで得られた学びは、日常生活や仕事にも応用できると感じています。
プレゼン前に「堂々と話す自分」をイメージする。もしくは尊敬するビジネスパーソンをイメージする
交渉の場面で、自分の提案が相手に喜んでもらえる姿をイメージする
こうした小さな工夫が、結果に大きな違いをもたらすのです。
走りから得た大きな気付き
キピエゴンの走りを見て感動し、自分の走りに変化を感じたこの体験は、「気持ち次第で人は変われる」という確かな実感を改めて気づかせてくれるものでした。
ちなみに今回の優勝で大会3連覇とのことです(^^;
