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変化を求めるなら、まず“移動”してみよう

  • 執筆者の写真: 智史 長谷川
    智史 長谷川
  • 5月4日
  • 読了時間: 3分


私自身、環境を変えながら生き方を育ててきました。


「このままでいいのだろうか」「何かを変えたいけれど、どう動けばいいのか分からない」

そんな風に感じたとき、私がまずおすすめしたいのは「環境を変えてみること」です。もっと言えば、“場所を変えてみる”=“移動すること”が、想像以上に大きな気づきと成長のきっかけになります。



■ 2年ごとの引っ越し生活から見えたこと


実は、私自身、子どもが幼稚園に入るまで、賃貸の更新を一度もしたことがありませんでした。つまり、2年ごとに引っ越していたということになります。


もちろん、それにはいろんな理由がありましたが、結果的に、さまざまな土地で生活することで、その都度人間関係が変わり、まったく違う価値観や生き方に触れる機会が増えました。


様々な価値観の人と交流することを通じて、私の中で「今の自分はこれでいいのか?」という問いを自然と生み出し、人生の方向性を都度見直す機会にもなってきました。



■ 所有に縛られず、いつでも動ける身軽さを


環境を変えるたびに、新しい自分に出会える──今でも私は環境を変える選択肢を持っていたいと思っています。

とはいえ、急に環境を変えるのは簡単ではありません。家族がいたり、仕事が忙しかったり、様々な制約があるでしょう。


だからこそ、日頃から「移動しやすい体制」をつくっておくことが大切です。


・仕事を一部リモート化しておく

・荷物を減らして身軽な暮らしにしておく

・信頼できる仲間にサポートをお願いしておく

・お金と時間の余白を意識的に作っておく


これらは、ただ旅行に出やすくするための工夫ではありません。“いつでも環境を変えられる”という選択肢を持つこと自体が、大きな自由につながります。


■ 一人旅で得た「動じない力」と「対応力」


昔から一人で海外を旅するのも好きでした。言葉も通じない中での食事、乗り換え、トラブル… そんな状況でも自分でなんとかしなければならない。


そうした体験が、自然と“サバイバル能力”を育ててくれました。そしてそれは、たとえば子どもが突然けがをして手術、入院したときにも、仕事のスタイルを柔軟に変えて対応できたという形で生きてきています。いつでも動ける身軽さがここでも活きています。


「場所に縛られない働き方を目指す」──これは、単なる理想ではなく、人生の中で何度も助けられてきた選択でもあります。



■ 環境を変えることで、心が動き出す


私たちは、日々のルーティンの中で“同じ空気”“同じ景色”“同じ人間関係”に囲まれて生きています。


もちろん、それが安心感や安定感につながっていることもありますが、 逆に言えば、そこから抜け出さない限り、新しい刺激や学びには出会いにくいのです。


環境が変われば、出会う人も変わります。見慣れた景色が変わり、空気も変わります。すると、普段の自分とはちょっと違う“心が動く自分”に出会えるようになります。


何かを変えたいと思ったとき。答えが出ないまま悩み続けるよりも、一歩、移動してみることが、思いもよらぬ発見につながることがあります。


「心が動く瞬間」アイディアは、“場所の変化”とセットでやってくることも多いと思います。


これからの人生、どんなふうに過ごしたいか。そのヒントが見つからないときは、ぜひ「環境を変えてみる」という選択肢を、思い出してみてください。


私たちは、環境に左右されやすい生き物です。


だからこそ、意識的に“環境を味方につける”ことが、人生をよりよい方向に動かす鍵になります。

 
 
 

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